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2024/01/14
犬との思い出
昨夜、三軒茶屋の美容室に行ってきました。
担当の方とペットロスの話になったので、先代犬との思い出を…
いまは柴犬と元野良猫を飼っていて、その前はミニチュアダックス(名前はヴェルと言います。)を飼っていました。
16才半まで生き、大往生してくれました。親バカで溺愛していたので、ペットロスになるかもなと案じていたのですが、幸いにもペットロスにはなりませんでした。その去り際が、なんとも勇ましかったからです。
8月7日が命日ですが、その年の頭ぐらいからちょっとづつ体調が悪くなり寝たきりになっていました。少しづつ覚悟はしつつも、まだ亡くなるとは思ってもいませんでした。
その日は仕事で帰りが遅くなり、夜の11時ぐらいに家に着きました。
いつものようにヴェルを抱きかかえて「ただいま」「元気にしてた?」と話しかけていると、急にカクーンとなり、「え?え??」としているうちに、私の腕の中で亡くなりました。
次の日の朝、かかりつけだったTOTO動物病院に泣きながら電話をすると、「待っていてくれたんですよ」と教えてくれました。
ヴェルはきっと、私が後悔しないように我慢して待っていてくれて、最期を腕の中で迎えてくれたんだと思いました。
「いつまでもメソメソしていたら、空にいるヴェルが安心する事が出来ない。」と思うことが出来て、ヴェルのお陰でペットロスにはなりませんでした。
甘えん坊で頼りなかった奴でしたが、最期は漢でした。
動物は亡くなった時の事を考えると、とても辛いですが、それまでに、言葉では表せない愛と幸せをくれますよね。
終生飼養は絶対の約束で、ペットを飼いたいと思った人には、ぜい飼ってもらいたいなと思います。