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2025/01/22

飛び込み営業の女性からの電話に思うこと

飛び込み営業の女性からの電話に思うこと

昨日、とても元気のない声で「すいませ〜〜ん」と電話がかかってきました。お話を聞くと、建売住宅用地を探している飛び込み営業の女性からでした。

その声を聞いて、なんだか胸がぎゅっとなりました。もしかしたら、何件も飛び込み営業をしても全く相手にされず、物件情報も得られないまま帰社するのかもしれません。そして、そんな状態で手ぶらで戻ったら上司に怒られるのかな…と想像してしまいました。

残念ながら弊社には建売用地の案件が無かったため、来社いただくことなく電話でお断りしましたが、その声がずっと心に残っています。

私も以前、飛び込み営業を経験したことがあります。辛いんですよね。誰にも相手にされず、追い返されることが続くと、自信を無くしてしまいます。でも、そんな中でも挫けずに何百軒も訪問を重ねていくと、いつか運命の扉が開くことがあります。

私自身、その経験を通じて「どうやったら話を聞いてもらえるか」を工夫する力や、粘り強さを身につけました。そして、ようやく成果が出た時の喜びは格別なものでした。

だからこそ、今回の女性にも頑張ってほしいなと思います。簡単なことではないけれど、まずは明るく元気にが大事かもしれません。元気な声や姿勢が、扉を開けるきっかけになることもあります。

飛び込み営業は大変な仕事ですが、その中で得られる学びや成長は必ず次につながります。電話越しにそんなエールを送りたくなる、昨日の出来事でした。

株式会社世田谷リアルエステート
大越  琢弥